・ジャックは1975年の7月の9日に、アメリカのデトロイトで生まれました。
本名をJohn Anthony Gillis といい、
彼の両親はデトロイトの大司教に、それぞれ警備員と枢機卿の秘書として勤めていたそうです。

ジャック少年は、デトロイトの南西の、中、下階級に属するヒスパニック系の住民が多く住む地区の近くで育ったそうです。
当然そこの地区の学校に通ったと思われますが、当時の友人はヒップホップやエレクトロな音楽ばかり聴いていて、
当時からロバートジョンソンに代表される50年代、或いはそれ以前のブルースを愛して止まなかったジャックは、友達が少なかったそうです。
今でいったら皆がオレンジレンジ聞いてる中で1人で川本真琴を聞いているようなものですからね。
そりゃ友達なくします。


Robert Johnson

15歳の時にジャックは、家具職人の修行を3年間することになります。
なんでそんな事をやり始めたのかは知りませんが。

量販店で働いた後、自分でThird Man Upholsteryという家具修復の仕事を1人で始めました。
その時のスローガンが、『貴方の家具は死なない』だったそうで、ジャックの古い物好きな性格がよく表れています。
何でも鑑定団とかに出してあげたら喜ぶかもしれません。

Third Man Upholsterのモチーフカラーは黒、白、黄色だったそうで、黄色いユニフォームを着て黄色いクリップボードを使い
仕事をしていたそうです。ジャックは黒髪ですからプリンみたいです。

しかしThird Man Upholsterは事業的には全く成功しませんでした。
ジャックは、『こんなもん儲からねえ』と言って新天地を志します。そんでミュージシャンになったそうです。

ちなみにメグとは1996年に結婚していますが、2000年に離婚しています。





・ジャックプロのミュージシャンとしての最初の仕事は、1990年初頭に、デトロイトのカントリー&パンクバンド、
Goober and the Peasでドラムを叩く事でした。
ジャックがドラムを叩けるなんて驚きです。
そりゃ素人よりは上手いでしょうが、まさかプロでやれる程の腕前だとは思ってもいませんでした。
そしてその後メグと出会い、stripesを結成して、現在に至ると言う訳です。


Goober And The Peas Band